はじめに
これから出産を控えている方。
「旦那さんに育児を協力してもらいたい」、「旦那さんに育休を取得してもらいたい」と思いつつも
どのようなタイミングで、どれくらいの期間、旦那さんに育休を取得してもらうのが効果的なのかと、お悩みではないでしょうか。
1人目の産後は私が妻の私が1年育休取得し、夫は育休は取得しませんでした。
そして今回2人目の妊娠、育休取得は何がベストなのか、私たち夫婦もとても迷いました。
悩んだ結果、私たち夫婦は、妻の私が1年間、夫が出産翌日から2ヶ月間の育休を取得しました。
産後2ヶ月間、夫婦でダブル育休を取得した私たち夫婦が、実際に感じたことをお伝えします。
様々な育休取得の方法がありますが、私たちの経験が、皆様の育休の選択に役に立てば嬉しいです。
1人目出産後の育児について
1人目の産後は私だけが1年間育休取得しました。
産後1ヶ月間は里帰りし、実家にお世話になりました。
その後は自宅に帰り、夫の帰宅が遅かったためほぼワンオペ生活。
仕事で子どもとなかなか触れ合えない夫に、日中の子どもの様子を写真や動画に撮って毎日のように送っていました。
仕事から早く帰れた日や休みの日のわずかな時間で、夫は子どもと触れ合える状態でした。
夫と子どもが触れ合う時間の少なさにさみしさを感じたり、自分自身の話し相手が日中いないことにさみしさを感じることはありましたが、
ワンオペの間の家事と育児は手探りしながらも、なんとか最低限はこなしていました。
ダブル育休取得にあたり悩んだこと
2人目の妊娠中、上の子は2歳のイヤイヤ期真っ只中でした。
上の子のお世話だけでいっぱいいっぱいな状況なのに、これから2人の育児ができるのか不安でした。
夫に、育休について相談したところ、育休取得にとても前向きで、産後2ヶ月間取得すると言ってくれました。
育休取得に前向きなことはとても嬉しかったです。
ただ、普段家事をほとんどやらない夫なので、
育休取得しても家事をやってくれるのだろうか…
家事をやってもらっても、私がいろいろ気になってイライラしてしまわないか…
上の子はイヤイヤ期真っ只中だが、保育園に通っているので日中は不在。日中家には赤ちゃんだけなので、本当に夫の育休は必要なのだろうか…
実家にも頼れる状況ではあったので、実家に頼った方がいいのではないか…
私も夫も育休を取ると収入が減ってしまい、生活は大丈夫なのだろうか…
たくさん不安はありました。
ダブル育休は実際どうだったか
妻からみたメリット
- 家事と上の子のお世話全般を夫が引き受けてくれたので、私は赤ちゃんのお世話に集中できた。
- 家事に追われないので産後の身体を休めることができた。
- 産後の休息が取れたことで、精神的にも余裕ができた。
- 夫が日中もいるので、孤独を感じることがなかった。
- 上の子の赤ちゃん返りに対して、赤ちゃんを夫に任せて上の子優先の時間を作ることができた。
- 産後、上の子を外へ遊びに連れて行ってあげることができなかったが、夫が連れ出してくれた。
- 2ヶ月間赤ちゃんの成長を夫婦で一緒に見守ることができた。
- 遠方に住む夫の両親が孫に会いにきてくれた時に、夫の両親の対応を夫が主となってしてくれた。
- 普段家事をしない夫に、家事の全貌と大変さを分かってもらえた。
妻からみたデメリット
- 夫の家事育児の不十分な部分がやたらと目についた。
- ダブル育休中に夫に甘えすぎたせいで、夫の育休終了後、私1人で2人育児をやっていけるのかとても不安になった。
- 夫が育休終了後、育休中の仕事のしわ寄せにより夫の帰宅がより遅くなった。そのため、夫の育休が終わった途端、早朝から夜遅くまでのワンオペ生活になって大変だった。
- 夫婦で収入が減少した。(月収は大体2割ほど減りました。ボーナスも減りました。)
夫からみたメリット
- 子どもの成長を見守ることができた。赤ちゃんは可愛い。癒される。
- 妻と育児で感じたことをリアルタイムで共有できた。
- 育児のスキルが上がった。
- 上の子と関わる時間が増えて、上の子が今までよりも懐いてくれるようになった。
- 妻の休息時間を作ることができた。
- 時間にゆとりができたため、仕事の資格の勉強もできた。
夫からみたデメリット
- 夫婦で収入が減った。
- 職場では育休を取得した男性はちらほらいるものの、同僚ににしわ寄せがいくことに負い目を感じた。
- いつ出産になるか分からず、育休前の仕事の引き継ぎが大変だった。
- 復帰後に仕事がたくさん溜まっていて大変だった。
- 妻がピリピリいていることがあり気を遣った。
- 家事を全てやらねばとプレッシャーを感じた。
結論:ダブル育休は良かった
1人目の産後は夫の育休がなくてもなんとかなってはいたものの、
夫と子どもとの時間が少ないことや、日中の話し相手がいないことによる寂しさがありました。
今回、我が家はダブル育休を取得して良かったと思っています。
夫が育休を取得していなかったら、私の体力的にも精神的にも余裕のない日々を送っていたと思います。
きっと、夫が家事育児に協力してくれない…と、不満を垂れていたと思います。(笑)
育休中夫に、時には小言を言ってしまうこともありました。
しかし、夫への感謝の気持ちを忘れず、できてないことではなく、やってもらったことに目を向けてるように心掛けていました。
夫は産後のガルガル期の私と24時間一緒に過ごすことで、地雷を踏まないよう肩身の狭い思いをしていたようですが…。
振り返ると、夫は育休中大変なことの方が多かったのかも?ですが、
夫は次の機会があれば、育休はまた取りたい。と言っています。
何より家族全員で一緒に過ごす貴重な時間を作れたことが良かったと思います。
理想はダブル育休+復帰後ノー残業+育休分割取得
次の機会があれば夫に3ヶ月育休を取得してもらいたいなと思います。
なぜなら、赤ちゃんを抱っこしたまま上の子のお世話や家事をやるにも、赤ちゃんの首が座っているともう少し楽になるかなと思うので、首が座る目安の3か月です。
また、生後3ヶ月以降は2人育児にも少しづつ慣れてきて、夫の育休までは必要ないにしても、
定時で帰宅してきてくれるとお風呂や夕飯、寝かしつけなどを協力して行えるので、ノー残業で帰宅してもらえるのが理想かなと思いました。
今後、下の子が1歳の誕生日から私が仕事に復帰予定です。
夫は、私が仕事復帰するタイミングで、2回目の育休を2週間取得予定です。
私が仕事復帰することにより、下の子も初めての保育園生活が始まります。上の子も保育園で過ごす時間が今までよりも長くなります。
夫が2回目の育休を取得してくれることにより、大きく変わる家族の環境変化にも、少しはゆとりを持って対応できるのではないかと考えています。
また、今まで私がやってきた家事育児を把握してもらうことができ、
夫婦2人ともが仕事復帰した際の家事育児の分担もしやすくなるのではないかと期待しています。
さいごに
あくまでも私たち夫婦の感じたことなので、参考になるかわかりませんが、
この記事が、それぞれのご家庭にあった育休取得の選択のヒントになればと思います。
日々成長していく子どもとの、2度と戻らない貴重な時間です。
パパ育休も考えられてはいかがでしょうか。
ワーママ、ワーパパみんなで頑張りましょう!